目次
デビットカードというのは、クレジットカードと同じように国際ブランドの加盟店で利用することができます。
国際ブランドとデビットカードの関係
国際ブランドとは
国際ブランドというのは、VISA、JCB、MasterCard、American Express、Diners Club、銀聯(ぎんれん)という名前が先行して知られていますが、これらの国際ブランドというのはクレジットカードを利用するためのインフラやプラットフォームの構築や、ルールの策定を行うのが仕事の事業者です。
彼らはクレジットカードやデビットカードを自社で発行していないのです。
国際ブランド(ブランドホルダー)は「イシュア」と呼ばれる事業者に対して、クレジットカードを発行するラインセンスを与えて、「イシュア」はクレジットカードを発行するのです。
三井住友VISAカードは、「国際ブランド(ブランドホルダー)」ではなく、「イシュア」なのです。
ジェー・シー・ビーは、「国際ブランド(ブランドホルダー)」でもあり、「イシュア」でもあるのです。
デビットカードの場合は、銀行口座と連動する仕組みになるため、国際ブランドのVISAやJCBからライセンスをもらって発行している「イシュア」は銀行になるのです。
VISA + 三菱UFJ銀行 → 三菱UFJ-VISAデビット
VISA + PayPay銀行 → Visaデビットカード
VISA + 楽天銀行 → 楽天銀行デビットカード(JCB)
VISAからライセンスをもらっている「イシュア」である銀行が発行するので、VISAデビットカードであればその国際ブランドのインフラを利用することができます。インフラを利用するということは、VISA加盟店で利用できるということなのです。
VISA加盟店
世界シェア.No.1の国際ブランドです。
- 加盟店数は世界:2920万店
- 利用額の世界シェア:44.4%
- 利用額合計:2兆9874億円
JCB加盟店
日本唯一の国際ブランドです。
- 加盟店数は世界:750万店
- 利用額の世界シェア:2.5%
- 利用額合計:1658億円
つまり、VISAデビットカードであれば、日本だけでなく、世界中の約3000万もの加盟店で支払いができるのです。当然、実店舗での買い物だけでなく、インターネットショッピングやネット系サービスの支払いでも利用できます。
日本であれば、クレジットカードが使えるのにVISAが使えないお店はほぼないと言って過言ではありません。
クレジットカードと同じように国際ブランドの加盟店で利用できることも、デビットカードのメリットと言えます。
デビットカードが加盟店で利用できないケースもある?
店舗高速道路料金や機内販売、ガソリンスタンドなど、一部ご利用いただけない加盟店もあります。
ご利用いただけない加盟店一覧
- インターネットサービスプロバイダー等
- 高速道路料金
- ガソリンスタンド
- 飛行機の機内販売サービス
ほか