Visaデビットカードを比較しました。日本で発行されているブランドデビットカードは「Visaデビット」カードか「JCBデビット」カードの2種類しかありませんので、JCBデビットカードと比較したうえで、VISAデビットカードのメリットデメリットも把握して、Visaデビットカードを比較しましょう。
Visaデビットカードとは
国際ブランド「Visa」が提供しているVisaブランドのデビットカードのことです。
デビットカードの発行主体は、クレジットカードではカード会社ですが、デビットカードの場合は銀行ですので、銀行が「Visa」ブランドで発行しているデビットカードのことを「Visaデビットカード」または「Visaデビット」と呼びます。
VisaデビットカードのJCBデビットカードと比較したメリット
Visaデビットカードは海外利用で有利
「Visa」は加盟店数が約3800万店(2016年7月時点)で、日本を含む世界200以上の国と地域で利用できます。
「JCB」は加盟店数が約2900万店(2015年3月時点)で、日本を含む世界190以上の国と地域で利用できます。
若干「Visa」の方が加盟店数が多いように感じますが「JCB」は国際ブランドですが、日本企業ですので海外のシェアを見ても、海外利用の際には「Visa」ブランドの方が利用できるところが多いのです。
Visaデビットカードの方がJCBデビットカードよりも提携銀行が多い
2016年7月時点
Visaデビットカードの発行銀行 13行
- 琉球銀行
- 北國銀行
- 埼玉りそな銀行
- 三菱UFJ銀行
- 楽天銀行
- りそな銀行
- イオン銀行
- あおぞら銀行
- 住信SBIネット銀行
- ソニー銀行
- スルガ銀行
- 近畿大阪銀行
- PayPay銀行
JCBデビットカードの発行銀行 8行
- 東邦銀行
- 北九州銀行
- 大垣共立銀行
- 楽天銀行
- 北洋銀行
- 山口銀行
- もみじ銀行
- 千葉銀行
Visaデビットカードの方が日本でのブランドデビットカード市場への参入がJCBデビットカードよりも早かったため、提携銀行もVisaデビットカードの方が多いのです。また、大手銀行である「三菱UFJ銀行」「埼玉りそな銀行」「イオン銀行」「ソニー銀行」「住信SBIネット銀行」などもVisaデビットカードを選択しているため、選択肢が多いのはVisaデビットカードということになります。
Visaのキャンペーンが利用できる
Visaデビットカードを持っていれば、Visaが主催しているキャンペーンに参加することができます。
Visaのキャンペーン例(2016年7月時点)
- 海外のロッテ免税店が日本国内でも5.0%~15.0%OFF
- 海外オンラインショップ利用時の国際配送料が最大20%OFF
- Hotels.comのホテル予約が8%OFF
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比較的海外旅行時の優遇キャンペーンが多く設定されています。
VisaデビットカードのJCBデビットカードと比較したデメリット
JCBの方がポイント還元率が高い!?
JCBデビットカードは後発でVisaデビットカードよりも日本でのブランドデビット競争に出遅れてしまったため、比較的加盟店手数料収入を手厚く設定していることが推察されます。
結果として、楽天銀行デビットカード(JCB)はポイント還元率1.0%と同じ楽天銀行の楽天銀行デビットカード(Visa)のポイント還元率0.20%よりも高く設定できているのです。
国際ブランドと銀行との契約条件で、有利な加盟店手数料収入を設定してもらった銀行ほど、手厚いポイント還元率やキャッシュバック率を設定できることになるので、後発のJCBデビットカードの方が条件が良い可能性が高いのです。
JCBの方が国内の優待キャンペーンが豊富
JCBは日本企業ですから、JCBのキャンペーンは日本国内で使えるものが多いのです。海外旅行時のキャンペーンよりも、国内にいるときのキャンペーンの方が、日本在住の方には使い勝手が良いので、ここはVisaデビットカードの弱点と言えます。
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