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同じように買い物時の支払い時に支払いに使える決済用カードに「クレジットカード」と「デビットカード」があります。日本では断然クレジットカードの方がメジャーなのですが、クレジットカードとデビットカードにはどのような違いがあるのでしょうか?
銀行口座からの引き落としタイミングが違う
クレジットカード
- 月末締めで翌月末引き落とし
クレジットカードによって違いますが、だいたい1ヶ月~2か月後に登録している銀行口座から引き落とされます。
デビットカード
- リアルタイムに引き落とし
デビットカードは支払い時にリアルタイムで銀行口座から引き落とされます。買い物金額が銀行口座残高よりも大きかった場合には引き落としができないので、支払いが完了しないのです。リボ払いや分割払いもできません。
審査が違う
クレジットカード
- クレジットカード会社による審査がある
クレジットカードは1ヶ月~2ヶ月の間はクレジットカード会社が利用金額を立て替える必要があるのです。そのため、貸し倒れを防ぐために支払い余力などをクレジットカード会社が審査をします。審査に通らなければクレジットカードは発行できません。
デビットカード
- デビットカードは審査がない
デビットカードというのは基本的には審査がありません。銀行口座からリアルタイムで引き落とされる仕組みで、口座残高よりも高い支払いは成立しないのです。金融機関側に貸し倒れリスクが発生しないため、原則審査なしでデビットカードは発行できるのです。銀行口座が作れればデビットカードは発行できるのです。
ポイントが違う
クレジットカード
- ポイントあり。ポイント還元率1.0%ほど
クレジットカードによって違いますが、ポイント還元率の高いクレジットカードの場合、ポイントが利用金額の1.0%貯まることも珍しくありません。
デビットカード
- ポイント一部あり。ポイント還元率0.5%ほど
デビットカードもポイントが付くものが増えてきています。しかし、クレジットカードと比較すると半分ぐらいのポイント還元率になります。ポイントの貯まりやすさだけで見るとクレジットカードの方が条件が良いのです。
発行年齢が違う
クレジットカード
- 18歳以上(高校生を除く)
デビットカード
- 15歳以上(中学生を除く)
発行している金融機関が違う
クレジットカード
- クレジットカード会社が発行
デビットカード
- 銀行が発行
デビットカードは銀行口座と連動して使う決済用のカードなので、銀行が国際ブランドと一緒に発行するものなのです。
まとめ
クレジットカードとデビットカードは同じようで色々な違いがあるため、メリットデメリットを把握して状況に応じて使い分けることをおすすめします。