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主婦の方は家計簿をつけて、家計の管理をする方が多いかと思います。最近では、サラリーマンやOLの方も、将来への不安から家計簿をつけながら貯蓄を増やす方が少なくありません。今回はデビットカードを家計簿として活用する方法について解説します。
家計簿は、どうしたって面倒くさい
最近では家計簿アプリなども登場しているため
- レシートで写メを取れば、自動的に家計管理ができる
ような機能も登場してきています。
しかし、それでも・・・
「面倒くさい。」
「面倒くさくて、続かない。」
というのが大多数の家計簿をつけている方、つけようとした方の本音なのではないでしょうか。
写メでOKと言われても、毎回買い物の度にレシートを写真で撮ること自体が大きな手間なのです。
デビットカードなら、月に1回まとめてチェックすれば十分
デビットカードの場合は
- 利用した金額
- 利用した場所
- 利用した日時
が利用明細で表示されます。
しかも、csvデータ、つまりエクセルで開けるファイルでダウンロードすることもできるのです。パソコンが使える方であれば、エクセルで編集した方がアプリよりも簡単という方も多いのではないでしょうか。
楽天銀行デビットカードの場合
利用明細の表示例
CSVダウンロード画面
直近2年(24か月)の明細がダウンロード可能となっています。
24か月分も明細が見れるので、月1回家計の状況をチェックして、来月の計画を立てるなど、月1回でもまとめてチェックするタイミングで今月の家計状況が確認できれば、その方が都合が良いのです。
※デビットカードによって明細書のダウンロード期間などは違います。
デビットカードで支払うだけなので時間のロスも、手間もない
前述した通りで、デビットカードを家計簿代わりに使うということは
- 家計簿をつける手間
- レシートを集める手間
- 写メなどでアプリ管理をする手間
・・・
が発生しません。
- 小銭を出す時間すら、短縮できるのです。
デビットカードを家計簿として活用するときのデメリット
デビットカードでの家計簿管理にも弱点はあります。
デビットカードの明細は細かい内訳までは管理できない
デビットカードの明細は決済(支払い)ごとに管理することはできますが、レシートに記載されているような1商品ごとの管理はできません。
スーパーで衣料品と食品を同じレジで会計した場合は、1回の支払としてまとまった金額しか明細には記載されないのです。
家計簿としての細かい項目での管理はできないのです。
継続利用の支払いができない
デビットカードは残高が支払額よりもあるときしか使えません。
そのため、インターネット通信費や光熱費といった定期的な支払いが発生するサービスには利用できないのです。今月は残高があっても、来月は支払額分の残高があるかわからないからです。
家計簿の管理上は、ランニングコストに関しては自分で管理して入力する必要があるということです。
当然、毎月支払う支払いはクレジットカードで支払うという方法もあります。
まとめ
デビットカードの明細で家計の管理をすれば
- 手間がない
- 時間のロスがない
形で家計管理が実現できます。
「1回の支払い時の内訳まではわからない」というデメリットもありますが、そのぐらいの精度で家計簿をつけられる人にデビットカードが必要なわけではなく、
「家計簿をつけたいんだけど、面倒くさくて続かない」という方にデビットカードによる家計管理はうってつけの方法なのです。
手間なく、ある程度の精度で家計簿がつけられるのがデビットカードと理解しましょう。